表紙の解説

栃木県日光市の男体山と中禅寺湖

男体山(標高2486m)は,およそ2万年から1万年前の間に断続的に噴火してできた,日光連山の中では比較的新しい山です.その噴火によって古大谷川水系がせき止められ,中禅寺湖や古戦場ヶ原湖(戦場ヶ原の以前にあった湖)ができました.造山活動が最終氷期の終わり頃だったせいか高山植物の種類はあまり多くありませんが,山頂付近の高山帯ではマルバシモツケ,クルマユリ,イワスゲ,コメバツガザクラなどが見られます.(写真提供 舘野 正樹 2005年1月撮影)