お知らせ

「柴田記念館」一般公開開始

 

小石川植物園の「柴田記念館」の一般公開が6月14日より始まり,休園日を除く毎日10時半から16時まで自由に入館できるようになりました。

柴田記念館は,大正7年,当時植物園内にあった東京大学植物学教室の柴田桂太教授が植物生理化学の研究業績に対して授与された学士院恩賜賞の賞金を寄付し,それをもとに翌大正8年に建設された,植物園に残っている最も古い建物です。もともと生理化学の研究室として使われていましたが,2005年春に外装が改修され,内部も展示・講演を目的とした部屋に改装されました。柴田博士や植物園の歴史を紹介する資料や,植物学関連の出版物など,展示品の充実が予定されています。

公開時間に合わせて,柴田記念館に後援会事務局員が常駐することといたしました。出版物の頒布なども扱っておりますので,どうぞご利用下さい。

photo
改修前の柴田記念館.
photo
改修後の柴田記念館.煙突が短くなりました(ともに写真提供 邑田 仁).
photo
大正9年の園内建物の配置図.当時,園内には理学部植物学教室がありました.柴田記念館は左上の長方形33~36で,柴田教授室,生理化学研究室がありました(「東京帝国大学理学部植物学教室沿革」小倉謙,1940年より).
photo
植物園所蔵の古いガラス乾板からスキャンした大正頃の植物園の写真.正面に見えるのは昭和9年まで園内にあった植物学教室の建物で,左側の樹木の背後に屋根だけ見えている建物が柴田記念館です(左の配置図では左側から見ていることになります).現在と同様,空気抜きの屋根が少し持ち上がっているのがわかります.ちなみに,正面手前にあるのはクジャク舎(こどもがのぞき込 んでいる),右にあるのは猿小屋(中にサルがいる)です.