会長挨拶

第13期会長 安楽 泰宏 

この度,第13代後援会会長に選任されました.就任にあたり,会員の皆さまにひとことご挨拶申しあげます.小石川植物園後援会が発足して,はや24年が経ちました.初代会長を務められた故林孝三先生のお供をして,文部省の高等教育局などの行政機関を訪ね,教育研究植物園として立つ小石川植物園に対し,国費では賄えない園内整備の支援などを事業内容とする後援会組織の必要性に理解を求める行脚を繰り返しました.当時の東京大学総長のご理解をも頂き,後援会の発足式典が花吹雪の舞う本館前で挙行されたことを想いおこします.
それから24年,園内には,後援会事業による案内マップ,名所旧跡説明板,植物名プレート,ログテーブル・ベンチなどが年ごとに整備され,会員の皆さまに馴染み深い現在の佇まいを観るにいたりました.さまざなパンフレットの頒布も順調に行われております.改めて,会員皆さまの長年にわたるご厚志に御礼申しあげます.小石川植物園は,300年を越える歴史を背景とし,教育研究植物園として活動し,発展してまいります.後援会は,この植物園の目的を互いに分かち合い,さらなる支援事業を押し進めたいと思います.明年2004年春,後援会は設立25周年を迎えます.共に祝いましょう.そして,新たに想いを興し,新しい事業計画を打ち立てる努力を尽くしてまいりましょう.
植物は生命を育む生物です.草木,樹林はさまざまな緑に彩られています.さまざまな緑は,さまざまな生命の輝きを写す彩りと申せましょう.緑への想い,緑への夢こそ,会員皆々さまがひとしくこころに宿す思いでありましょう.春夏秋冬,小石川植物園は四季燦々として,生命の美しさ,逞しさ,強さを私たちに教えてくれます.後援会は,小石川植物園に緑への想いの大きな夢を託し,今後とも一層の支援事業を続けてまいります.どうぞ,よろしくお願い申しあげます.