表紙の解説 

ウマノスズクサ Aristolochia debilis Sieb. ex Zucc. (ウマノスズクサ科)
 

関東地方から九州地方にかけて耕地の周辺や土手などの草地に生える多年生のつる草。中国大陸にも分布し、薬用とされる。細長い花筒があり、基部の丸くふくらんだ部分に昆虫を一時的に閉じこめて花粉を運ばせる。和名および中国名「馬兜鈴」は楕円状でぶら下がる果実の形状に由来する。
本図は東京大学大学院理学系研究科附属植物園に保存されている植物写生図のうちの一つで、明治時代に活躍した植物園の画工、加藤竹斎により描かれた。

グリーティングカード No. 26 Copyright2002 小石川植物園後援会